趣味でありながら、資産が増える不思議
- coinorga
- 2020年6月22日
- 読了時間: 1分
更新日:2020年8月15日
86歳
元サラリーマン
神奈川県
収集歴53年
子供のころは、切手収集をしていました。旅行会社に勤めており、英国に出張した時の事です。たまには自分の土産としてなにか買っていくかと街を散策していた時に、いたるところにコインショップがあることに気づきました。どんなものかと最初は、興味本位で買ったのがはじまりでした。そのたしかなる存在感は、切手とは比べ物にならないものがあり、一発ではまりました。
最初はなにも分からなかったので、自分なりのテーマで集めてみたりもしましたが、そのうち知識が広がって、ハプスブルク家と英国のクラウン銀貨とに夢中です。
昔は、写真がなかったため、王は自分の肖像を皆が欲しがるコインにし庶民に知らしめたのです。自己の権力を示すためにも、最高級の芸術品に仕上げなければなりません。その歴史的芸術品が、数千円から数千万円で自分のものになるのですから、絵画と比べてコインは安すぎます。
歳をとっても死ぬ直前まで楽しめる趣味です。趣味でありながら、資産が増えるわけですから不思議な話です。今、私のコレクションは、3億円を下まわらないそうです。サラリーマンだった私が、まさか億万長者になるとは、思いもよらないことでした。
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