日本では、1966年まで100円玉は銀で作られていました。重量4.8g・品位0.6なので、銀は2.88gになります。
1971年 鉱山からの供給量は産業用需要を下回っており、銀価格は上昇し始めます。1978年になると、石油ショックによる高いインフレ率に対して銀価格が十分に上昇しておらず、銀価格の急騰を予想する富裕層が銀先物投機に大挙して参入しました。1979年、テキサスの石油富豪ハント兄弟による銀買占めで急上昇し、1980年1月には遂に49.45ドルという史上最高値を記録しました。
この時の100円玉を銀価格に直すとざっと1000円になります。
通貨として銀行に持ち込んだ場合は、額面の100円。
銀として売った場合は、1000円になるわけです。
もちろん『貨幣損傷等取締法』というものがあり、日本国発行の貨幣を損傷し又は鋳つぶしてはならないのですが、それは国内での話。
日本国内において日本の貨幣を損傷してはならない訳で・・・
世の中には、頭のいい人がいるもので
知っているか知らないか
この差は大きいですね。
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